さて、こちらのブログしかご覧でないかたには大変おひさしぶりになります。前回の記事からすでに半年経ってしまいましたね。「自分は」生きています。

半年何もやってなかったということはなくて、グラブってたりアズレンやってたりはしましたが、ここ2ヶ月ほどは非常に大変でした。

今年の2月に実母が肺炎になり通院、その時点で片肺摘出必要なレベルの肺がんであることが判明し、年齢も年齢なので摘出しても寿命が縮まるだけだし抗がん剤を投与しても副作用でやはり体に大きな負担がかかってしまうということでがん治療はせずに生活することになりました。

肺がん、肺水腫、肺線維症が重なって6月以降は入退院を繰り返し、酸素吸入量が不足するため在宅酸素ボンベをレンタルして在宅中も常に酸素ボンベをつけている状態が2ヶ月ほど。

肺に水が溜まるため2度ほど入院して水を取り除くような処置をしていましたが、2度目の退院時には歩行も困難で病室から病院を出るまでにも休憩が15分ほど必要なほど。(それだけ休んでも体力は回復せず)

その後なんとか家に戻ってもほぼ寝たきり状態になり、酸素も当初は4l/分あれば十分だったのが6l/分でも追いつかず、退院から1週間でまた具合が悪くなり再入院。2週間ほどの入院から退院することはなく、9月中旬に肺がんにより亡くなりました。

そんなわけで、先日ようやく四十九日と納骨を終えて一区切りがついた状態になったのですが、いまだに母が亡くなったという実感がわかないんですよね。ここ数ヶ月入院ばかりでほとんど自宅に居なかったり、長くはもちそうにない様子がありありと見えていたからかも知れませんし、葬儀の日に父がえらいショックを受けている姿や妹が(ただでさえ何年も鬱病が続いているのに)精神不安定になったりしているのを見ているため、自分までショックを受けていられないと無理をしている状態なのかも知れませんが。

とにかく、2月に肺がんと判明するまではまったくそんな話もなく、本人にもなんの自覚もなかったのが恐ろしいと思いました。がん検診はきちんと受けに行った方がいいのでしょうね。

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