Padfone Infinity A80
あれっ?と思う人も居るかも知れません。えぇ、今度はPadfone Infinityなんです。
スペックの比較
Padfone2と スペックを比較してみますが、内蔵ストレージが32GBである以外は果てしなくパワーアップ。内蔵ストレージは64GBのモデルもあるようですが、入手できたのは32GBのモデルです。それから、The New Padfone Infinity (A86)ではないので、CPUは Snapdragon 600 の 1.7GHz が載っかっています。
Padfone2 | Padfone Infinity | |
CPU | Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (Quad Core) |
Snapdragon 600 1.7GHz (Quad Core) |
解像度 | 1,280×720(本体) 1,280×800(ステーション) |
1,920×1,080(本体) 1,920×1,200(ステーション) |
メモリ | 2GB | 2GB |
内蔵ストレージ | 64GB | 32GB |
重量 | 約135g(本体) 約514g(ステーション) |
約145g(本体) 約532g(ステーション |
サイズ(LxWxH) | 137×68.9×9mm(本体) 180.8×263×10.4mm(ステーション) |
143.5×72.8×8.9mm(本体) 181.6×264.6×10.2mm(ステーション) |
バッテリ容量 | 2,140mAh(本体) 5,000mAh(ステーション) |
2,400 mAh(本体) 5,000 mAh(ステーション) |
ネットワーク | W-CDMA 900/2,100MHz GSM 850/900/1,800/1,900MHz |
W-CDMA 900/2,100MHz GSM 850/900/1,800/1,900MHz LTE 800/1,800/2,100/2,600MHz |
SIM | micro SIM | nano SIM |
外観の比較
スペックを見ての通り、本体サイズはPadfone2からさらにデカくなっています。もう片手で持って親指だけで隅から隅までいじり回すのは不可能レベル。HawweiのSTREAM Xもバカでかいなぁとか思っていましたが、上には上が居るわけで、Padfone2すら小さく感じてしまいます。
こうして適当に並べてみるだけで、さらにデカくなったなぁと実感できるほど違います。
表面の質感はまったく違っていて、Padfone2は縦縞が触ってて微妙に気持ち悪い感じがしますが、Padfone Infinityは硬質なザラザラした感触です。丸みを帯びたデザインから角張った(微妙に曲線を描いていますが)デザインになり、どちらかというとInfinityの方が好みです。
解像度は無駄に高い
本体はPadfone2から大幅パワーアップで、5インチの画面で1900×1080のフルHDと、ただの電話として使うだけだとあまりの無駄解像度。
こういうスペックの端末を使う人って、ゲームやったり動画見たりするんですかね? 最初はASUS Weather & Time widgetをそのまま使ってましたが、今はInfoWidgetでスッキリさせてます。
ステーションもまた大幅パワーアップしてWUXGAになっています。Padfone2は、ステーションと合体したときに描画がもたつく感がありましたが、Padfone Infinityではそんなことはないと思います。非常にスムースに動いてくれていい感じです。
しかしながら、Padfone2のとき同様、タブレットとして使う気はなかったりします。「iPad miniも持ち歩いてるのにわざわざステーションを合体させて持ち歩いてるのは何で?」と聞かれたら、「モバイルバッテリです」と即答します。
だってバッテリ容量が3倍になるんですよ、3倍。角を付けたくなります。Padfone2同様、合体させておけば本体とステーション間で勝手に充電してくれるので、ステーション側のバッテリが100%になっていたり、いつの間にか本体側が充電されていたりと、かなり長持ちしてくれます。
LTEは使えるのか
一応、docomo MVNOのSIMで掴めることは確認しました。
自宅方面では掴めても電波強度が非常に弱く、速度も非常に遅いですが、一応使えなくはないようです。普段居る事務所内がdocomoのLTEをまったく掴めない(外に出れば掴める)場所なため、ほぼ3Gでしか使えません。
結論。国内販売されているPadfone2があれば十分でしょう。Padfone2売らなきゃ良かった…。