HMZ-T1ヘッドマウントユニットとプロセッサユニット

HMZ-T1

会社のメンツが HMZ-T1 (いわゆるヘッドマウントディスプレイ)を貸してくれるというので、喜んで借りて帰って来ましたヨ。\100kじゃちょっと手が出ない感じだったものの、中古で\30kだったものを買ったそうです。

それにしても、ヘッドマウントディスプレイと言うとどうもグラストロンを思い出してしまうわけですが、年でしょうか、年ですね…。

外観

どう見てもアミュスフィアです。

HMZ-T1ヘッドマウントユニットとプロセッサユニット

こんなの着けたら、「リンクスタート!!」と言わずには居られません。

構成

ヘッドマウントユニットとプロセッサユニットの構成です。

接続するのはHDMIケーブルと電源。HDMIパススルーが可能なので、出力機器からプロセッサユニットにHDMIで入力、さらにプロセッサユニットからTVへHDMI出力といった形でも接続可能です。

HMZ-T1を使ってみる

とりあえずはPCに接続して、ちょっとゲームなぞを起動してみます。もちろん第一声は「リンクスタート!!」で。

準備

接続して電源を入れたら、まずはキャリブレーションのために全身を手で触ります。

嘘です。

レンズ間隔の調整をして、テスト映像の文字がくっきり見える位置にレンズを移動させます。続けて、テスト映像の横線1本と縦線3本がすべてどこかしらで交わることを確認します。ここらへんはスタートガイドの通りにやれば、何の問題もない…と思います。ヘッドバンドの長さ調整と位置調整とか、頭の大きさによってはなかなか出来なかったりするかも知れません。

私は数分で終えましたが、セッティングが決まるまで20分くらいは時間かかったという話もあり、セッティング時間は人それぞれで大幅にぶれるっぽいです。

電源ボタン、メニューボタン、ボリュームボタンがすべて右目の下あたりにあります。ちょっと操作しづらい…ボリュームが特に。電源ボタンも押しづらいのですが、ぶっちゃけヘッドマウントユニットを外した状態で押せば事足りるので、まったく気にしません。

装着してみた第一印象

重いです。ひじょーに重いです。

これを着けてまっすぐ前を見ていろと言われても、首が疲れて疲れて、どう頑張っても10分持ちません。これを超時間固定できるようになったら、その頃には首回りがっしりぶっとくなってるんじゃないでしょうか(笑)

これはもう、若干下を向いて重さに任せるか、椅子の背もたれを倒して上を向くしかありません。HMZ-T3だとHMZ-T1より100g軽いみたいですが、それでも320gってどうなんでしょうね。

まずはゲーム

ROでもやってみましょー、ということで起動してちょっと動いてみましたが…うーん、これは酔いそう。普通に画面があって、体が揺れたときに視界の映像がズレるというのと違って、体が動くと一瞬遅れて画面がズレて来るため、どうにも気持ち悪い揺れ方をします。

そもそも手元がまったく見えなくなるので、「眼鏡眼鏡」状態になってしまい、キーボードもマウスも探すのが一苦労です。ホームポジション見つかりません。これはキーパッドが必要ですねぇ。

アニメも見てみる

見るものを探して、ふと 最近、妹のようすがおかしいんだが。 を見始めましたが…

な ぜ こ れ を 見 た 。

大後悔です。大後悔時代Ⅶくらいです。が、内容はともかく、画面がでっかく感じられるので、広さのある作品なんかは凄いんじゃないでしょうか。これでナウシカとかラピュタを見てみたい気がします。

続けて SAO を見て、リンクスタート!!のシーンでいかにもフルダイブしてるつもりになったり、メニューを開いて「あれ、ログアウトボタンがねぇ」とかつぶやいたり。これはなかなかいいですね(笑)

今日のまとめ

やはり最大のネックは重量だと思います。すぐに首から肩が疲れてしまうので、30分番組をまっすぐ見るのも苦痛です。しばらくすると鼻も痛くなってきます。

手で首を押さえてみたり、立て肘ついてあごを乗せてみたり、あれこれやった挙げ句、結局は(重量もそうですが、揺れを抑えるためにも)ヘッドマウントユニットを手で押さえるのがベストだという結論に至ってしまいます。

手のひらを顔にあてて指のスキマから世界を覗く感じです。どうにも中二病的な格好です。外から見たら、「何あの変な装置をつけた中二病っぽい変人~」です。見ちゃいけません!!

ゲームでの表示遅延はどうなんでしょうね。うちには遅延にシビアなゲームがないので確認ができません。

初使用の感想は以上です。

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