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ここではevlogについて導入やら設定やらを簡単にまとめて行こうと思います。
evlogはキャリアなど対象のイベントログで、特定のfacility/severityやsyslog messageの文字列に対応したactionを実行でき、actionの作り方によっては障害発生時の通知や障害復旧等に使える。
daemon動作中にdaemonを停止することなく設定変更・反映が可能で、確かにそのあたりは基本サービス無停止のキャリア向けか?
ここで載せるデーモン・コマンドは、evlogのprojectオリジナルのものだけです。
distributerがメンテナンスしているenhanceについては一切触れません。
evlogは syslog-ng と一緒に CGL の STD.21.0 POSIX Event Logging のアプリケーション候補として挙げられているものですが、このwikiに記載する情報はcarrier向けに運用・設定情報を展開するものではありませんのでご注意ください。
日本語man page程度にお考えください。
CGL4.0のindexに STD.21.0 POSIX Event Logging が見つからないんですが…消えた?
-f 'filter' : 'filter' でactionの実行トリガーとなるeventを指定する。 -a 'action' : 'action' でeventに対応したコマンドラインを指定する。 %recid% でrecode IDを挿入できる。 -p : 継続するactionとして登録する。(action_registryにずっと保存する) -o : 1回だけ実行するactionとして登録する。(action_registryに保存するが、1回実行したら消去する) -l : 設定内容をリスト出力する。
-f : evenlogの修復を実施する。 -c 'filter' : 'filter' で指定する条件でeventlogをコンパクションする。
-t <N> : 最後の N 個のイベントだけ出力する。 -c : 出力をコンパクトにする。 -l <log-file-name> : /var/evlog/eventlog以外を参照させる。
-p : POSIX log を syslog へ転送しない。 -i <file-to-follow> : POSIX log へ転送するための読み込み元ログファイルを指定する。 (無指定は/var/log/messagesを参照)
$ cd src/ $ wget "http://downloads.sourceforge.net/evlog/evlog-1.6.1-1.src.rpm?modtime=1104246604&big_mirror=0" $ mv evlog-1.6.1-1.src.rpm SRPMS/ $ rpm -ivh SRPMS/evlog-1.6.1-1.src.rpm
$ rpmbuild -bp SPECS/evlog.spec error: Legacy syntax is unsupported: copyright error: line 8: Unknown tag: Copyright: LGPL
$ vi SPECS/evlog.spec 8 #Copyright: LGPL ★コメントアウト 9 License: LGPL ★追記
$ rpmbuild -bp SPECS/evlog.spec
とりあえずここまで。