かなりレアな…むしろアレなアイテムなので、これはもう買うしかないでしょうということで買って来ました。
近未来風のガラスキーボードなどといった謳い文句でサンプルの紹介記事ばかりが出てくるアレです。買って使ってみたよ的な記事も必要だと思い、人柱に志願しました。
ガラスキーボードがやって来た
発端は職場での「ガラスのキーボードがあるみたいすよ」というひと言。
で、 近未来風な強化ガラスキーボードのサンプルが入荷、タッチ式で物理キー無し の記事を見て、これはもう買うしかないでしょうと。メーカサイトではUltra Slim Touch Keyboardの表記。
入荷は台数限定
12/26の夜遅くに、12/26に8台限定で入荷しているという広告を発見。(ドスパラパーツ館のサイトからは、すでに該当エントリが消えてます…)
で、12/27のうちに秋葉原へ行くかどうか迷ったんですよ。結局、北海道からコミケで来ている香琉やんと12/28に秋葉原で会うことになっているので、「まぁ、なくなっていたらなくなっていたでしょうがないや」と12/28の秋葉原行きのついでにドスパラパーツ館へ向かいました。
3Fへ行ってぐるっと回って…それっぽいのがないから売り切れたかなと階段に戻ろうとしたら、階段手前にサンプルが置いてありました。
カウンターの店員に声かけれと書いてあるのでささっとカウンターへ移動、在庫を確認したところ最後の1台とのこと。不良は返金対応のみ、サポートなしだそうですが、即決でいただきます!! ふはは、ネタ好きにはそのようなことまったく気になりませんな。
ネタキーボード、ゲットです
カウンターへ並んでいる間、サンプルを触ってる人が居たんですよね。あと、私の後ろに並んでいた人も、カウンターに貼ってある商品情報を眺めて若干気になっていたもよう。(買うつもりはなさそうでしたが)
ということで、運良くラス1をゲットいたしました。
箱は厚め(いわゆる化粧箱)で蓋は何とマグネットで固定されています。もっとぺらぺらした紙箱だろうと勝手に想像していてゴメンナサイ。ものすごくしっかりとした作りでビックリでした。そして持って行ったバッグに入らぬ…もらったビニール袋に入れてぷらぷら持ち歩いていました。(壊さないか心配しつつ)
開梱する
内容物は、キーボードとUSBケーブル、説明書、クリーニング用クロス。
蓋を開けると、何となく低反発枕を感じさせる緩衝材にくるまれたキーボードが出てきます。USBケーブルはキーボード側がマイクロUSB端子のきしめんケーブルです。
キーボード外観
重量は約0.4kgということなので、普通のタブレットと同じくらいと考えればOKでしょう。サイズが大きいのと、何よりガラスということであまりぶん回す気にはなりませんが。
ガラスだから当然向こう側がはっきり見えます。ユウキの姿なんか視界がぼやけて視界エンコもっと頑張れ的なシーンでもしっかり見えます。
さて、気を取り直してPCに接続します。
とりあえずケーブル挿しやすい位置にあるWindows7のサブPCに接続して試してみます。通電すると青色LEDが光ってキーを浮かび上がらせます。光り物は素晴らしい。
キーボードのガラス部の厚さはごく一般的なスマホ程度なものですかね。足がないのであまり傾斜はありません。
当たり前ですが凹凸はありません。COOL LEAFと同様でブラインドタッチはほぼ不可能ですが、透明なことを考えると、ディスプレイに重なるような位置までスタンドアームで持ち上げて、視界に入れておくのがベストなんじゃないかと思い始めました。
動作モードは2種
さてこのキーボード、キーボードモードとジェスチャーモードという2種類の動作モードがあります。何じゃそりゃ。
左がキーボードモード、右がジェスチャモードのLEDの明るさ。撮影時に色合いが変わってしまって微妙ですが、キーボードモードは光が強く青がはっきり、ジェスチャモードは少し色が薄くなっています。
動作モードの切り替えはCaps Lockキーをタッチしたまま、4本指でキーボードを上から下へスワイプします。
それぞれのモードで使えるのは次の動作。キーボードモードの場合は、Caps Lockキーをタッチしたままで同様の動作をします。
- カーソル移動: 1本指でドラッグする
- 左クリック: 1本指でタップする
- 右クリック: 2本指でタップする
- 選択: CtrlかShiftかアプリケーション(キーボード左下の3つのキー)どれかを押しながら1本指でタップ・ドラッグ
- 上下スクロール: 2本指で上下にスワイプする
- ズームイン・アウト: 2本指でピンチイン・ピンチアウトする (ブラウザで表示拡大・縮小)
- カレントアプリケーションの終了: 3本指で上にスワイプする
- デスクトップ表示の切り替え: 3本指で下にスワイプする
- マイコンピュータを開く: 3本指で左にスワイプする
- タスク切り替え: 3本指で右にスワイプする
- ウィンドウ最大化: 4本指で右にスワイプする
- ウィンドウ戻し: 4本指で左にスワイプする
- スクリーンロック: 5本指で上にスワイプする
- シャットダウンダイアログの表示: 5本指で下にスワイプする
まとめ
前述したようにキーの凹凸がないため、ブラインドタッチはほぼ不可能と考えてよいでしょう。極めたら可能なのかも知れませんが、極めるのは私には無理デス。タッチパッドとして使うのが楽しいかも。
COOL LEAFよりはお値段が安い代わりに物が無い、フルフラットで近未来な雰囲気を味わうだけなら…どっちもどっち的な感じでしょうか。
あれ…ところで、Insキーってどこ??