ProLiant MicroServer前面

ふと買った

先週、Just MyShopでランク会員用の50台限定販売があったので、思わずHP ProLiant MicroServerを買ってしまいました。メモリ4GB、HDD500GB内蔵のモデルで\19,999と大変お買い得感たっぷり。性能も悪くないなーってことで買ってみたわけです。

ProLiant MicroServer前面

いい加減、うちのキューブPCを使ったサーバもリプレイスしてやらないといけなくて、代替品に買ってあるCore i5のPCはちょっと消費電力的にどうかな…とか思いつつ、リプレイスも面倒で放置してあったんですよね。そこへ、このProLiantです。

どうなの?

モデル一覧・希望小売価格・スペック等は 日本HP – HP ProLiant MicroServer を見てもらえればわかる通り。

HDD500GBモデルのメーカの希望小売価格は \59,850~ なので、今回の物件は非常にお買い得ですね。

ポイント

ポイントと言っても、何だか全部が「これは!!」と言えるような。いいところがギュッと詰め込まれた感じです。

  • CPUにAMD Turion II NEO N54Lを搭載、TDPは25Wとなかなか。
  • オンボードでSATA RAID0/1が使えたり、HDDのスロットが4個前面に付いていたり。ホットプラグ非対応でも気にしない、むしろ十分すぎる感じです。そのうちHDDわんさか積んでやろう…。
  • NICはBroadcomらしいですが、きっと、SR-IOV使おうとかPCIパススルーしようとか、やんちゃなことをしなければBroadcomでもまったく問題はないでしょう。
  • USBが前面に4ポート、背面に2ポートと、十分以上に確保されています。
  • 電源も150Wとかなりコンパクト。ぶっちゃけ省スペースデスクトップなんかよりも省電力なのでは…。

ProLiant MicroServer背面

他にも、eSATAが付いていたり、PCI-Express x1/x16が付いていたりと、全体的にかなり狂ったスペックな気がシマス。

気を付ける点

特に大きな問題になりそうなことはありません。ちょっとだけ気を付けるとしたら…

  • 映像出力はVGA端子(D-sub 15ピン)です。DVIとかHDMIしかない人、注意しましょう。
  • SATAのWrite cacheがデフォルトでDisabledです。クソ遅い、死ぬ!!という人はSETUP UTILITYでEnabledに変更しましょう。

早速OSを放り込む

何入れるかなーと悩みましたが、今回はCentOSで行くことにしました。最近は、個人的にも社内部門内のサーバを立てるにも、Ubuntuを扱うことが多いんですが、たまにはCentOSのlatestを入れてみるかな、と。

ネットワークインストール

DVDイメージを落とすのが面倒なので、netinstall用のisoを落として、さくっとCD-Rに焼いちゃいます。このサーバは光学ドライブなしなので、以前買ってあったUSBのDVDマルチドライブでインストールします。

インストール元は URL 指定で、 http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/6.5/os/x86_64/ からいただきました。

とりあえず入れとく

Desktop選択しておきつつ、Samba, httpd, dovecot, postfix, BIND等々の各種サーバやコンパチライブラリなんかも個別に選択してがしがし放り込みます。およそ1300パッケージほどインストールして終了。

せっかくIPMI 2.0にも対応してるわけで、OpenIPMIやら何やら、有用そうなパッケージはひと通り放り込みました。

本日の作業はここまで

次はSambaでBDC構築かなー。

SID移植したりするのがひじょーに面倒そうというか、PDC結構適当に作ったから移植できるんだろうか? そのあたりがとても気になるところ。最悪、NTドメインを捨てるという選択肢も…。

 

コメントを残す