先日、 ASUS の MX299Q を購入しました。9月上旬発売予定でしたが、発売が遅れて先週末に届いてます。

本当はデュアルディスプレイにしようと考えていたんですが…なんとこのタイミングで、一昨年の年末に購入した EIZO FlexScan SX2462W のバックライトがおっ死んでくださいまして、 MX299Q が届くまでひじょーに不自由しました。うーん、まさか2年経たずしてぶっ壊れるとは思わなかった。稼働時間はまだ5000時間も行ってないのに…がっかりです。

で、 MX299Q です。29吋ですが、約 21:9 というアホな縦横比のため、実際の外寸的にはさほどデカく感じません。 SX2462W より横は 10cm ほど広がりますが、高さは逆に低いくらい。

開梱して驚くのがACアダプタ。

MX299Q ACアダプタ

開けた瞬間、まさに「なん…だと…」です。本体側はピンプラグのアダプタで、電源ケーブルはアダプタ側が3端子の形状。何故こういうおかしなケーブル使いますかね…普通の電源ケーブルの使い回しができず、仕方なくコンセントあさって挿し直しですよ。

ASUS ロゴ

輝かしい ASUS ロゴ。

重量は軽い。デザインも悪くない。内蔵スピーカ (3W+3W) は、所詮は液晶ディスプレイの内蔵スピーカ、あまり音質とか期待するモノではない。

画質はくっきりはっきり、白が超白い。まぁ、 SX2462W もそうでしたが、ギラついてる感はあるので、 JINS PC なんかのブルーライトカット眼鏡かけるとちょうどいいんじゃないですかね。 (会社に置いてきちゃってるので、かけてない)

最大解像度が 2560×1080 と横長なので、ROのクライアントとブラウザ横に並べたりしても、ウィンドウが重なることなく余裕を持って配置できるようになったのが嬉しい。

MX299Q使用デスクトップ

ちなみに、この製品の問題が3点ほど。

まずは首。

梱包状態では首がまっすぐ(台座との接点はナナメにカットしてある)なので、実際設置するときにはかなり首を倒さなければならない…のですが、関節がめちゃくちゃ硬い。首と本体のジョイント部に山があって、それを超えるまでぶん回さないと通常の可動範囲に入らないのですが、これが「物理的に折れるよねコレ」というくらいに硬くて、正直、使う前に壊すと思いました。これ厳しいわー。 (実際、壊す人いるんじゃないでしょうか?)

次に電源、ボリューム、メニュー等のボタンの感度。

ボタン類はすべて本体右下の底面に付いてます。押し込み式のボタンじゃなくて、タッチすると反応してくれる。が、これの感度が過敏で、ボリュームいじったりするのが大変。思った以上に反応してくれるので、ボリュームや輝度調節するときに、数値の±なんかがかなり行きすぎます。

それとこれは個体差でしょうが、部品の組み立て精度がよろしくない。

本体下部の銀色のパーツ(ASUS ロゴや、電源ボタン類のあるところ)は本体とは別部品ですが、ここがきっちり接着されていない。使い始めて間もなく、電源付近が浮き上がってきてます。これはちょっとないなぁ。来年にはまた買い換えるくらいの気持ちでいた方がよさそうですね。

あとは大した問題ではありませんが、日本語のマニュアルは付いてません。1枚のでっかい紙っぺらに、多言語の説明がぎっしり書き込まれています。ちなみにほぼ読むことに意味のある説明ではありません。組み立て方、 OSD のメニューの説明とかを期待するものではありません。

コメントを残す