Amazonの購入者レビューを読んで、会社の同僚ほかに読ませるのによさそうかなと、ダイヤモンド社の『書く力』と『時間力』を購入しました。以前購入した『考える力』『話す力』と同じシリーズですね。
文章やスケジュールについてあれこれ指摘すると、「文章書くのって難しいですね」「今後注意します」などと言われるのですが、では、書く・管理するための勉強でもしているのでしょうか?
いえいえ、言われたことや入ってきた仕事を順番にちぎっては投げちぎっては投げしてるだけなので、勉強なんてする時間を取れるはずがありません。そもそも、自分にあったハウツー本でも探して読んでみようなどとは、考えないと思います。「そんなことしても給料上がるわけじゃないし」「悪ければ指摘してくれるし」などなど、仕事に対するモチベーションの問題もあるでしょうね。
私自身でちょっと目を通してみて、「あぁ、なるほど」「普段そこまで明確に意識しながら話はしてないけど、確かにそうだよね」というところが結構わ かりやすく書かれているので、会社へ持って行くことに決定。
- 「ビジネス文書は小説ではない」
確かにそうですね、物語をつらつら書かれてもしょうがない。読んだ人がわかりやすいか、次に何をすればいいのかがわかるか、伝えたいことすべてまとまっているか、などなどよく指摘しますね。
- 「わからないことは先に確認しておけば時間の節約になる」
「~を確認しておいてください」と言われたら「はい、わかりました、確認しますっ」と颯爽と帰ってきて、しばらく何かを調べた挙げ句「すみません、~の確認はどうすればいいですか?」と質問されたことが、先月にありました。「そんなの知るか。それは作業依頼した人に確認すべきでしょ?」と一蹴しましたが、あれはまったくもって時間の無駄ですね。
人の指摘を待っている(直してもらう)だけでは何も変わることはないだろうけど、何かしらのハウツー本を読んで実践してみれば、それだけでも少しは違うはず。
ということ で、「時間があったら読んでみて…じゃなくて、各自読んで実践しろ。実践してみて自分に合わなければ、自分に合うものを考えろ」と言っておきました。年明け以降、作文スキルや時間管理が多少なりとも変わるのか、少しばかり楽しみです。
# 本当ならば今日持って行くつもりだったんですが、すっかりカバンに入れ忘れてました。orz