さて、また職場でのお話になります。ちょっと長いですよ!

前回は言われた場所以外には気が回らないことについて書きましたが、今回は思考が止まることについて。

大雑把に言うと、

質問「問題があったので○○のログを取りました、□□を教えてください」

回答「○○だけではわからないので△△もください (○○を見ても△△を取らないと☆☆がなくて、□□について答えることができない)」

と答えた状況で、

「単に△△をくださいだけではなく、○○のログを見てわかったことは追加で答えてあげてください」

と指摘されました。困ったことに、私と一緒に仕事をしているメンツは、だいたいここで思考が停止してしまうのです。

「わかったことと言われても、△△がないから答えられない」

△△のログがなくても、

「○○のログを見ると××でないことはわかりました。

△△のログがないと☆☆がわからないので□□について答えられません。

だから△△をくださいとお願いしました」

と○○を見たありのままの事実は言えるはずだし、逆に☆☆がわからないということがわかったとも言えるはずなんですよね。

しかし、何故か

「□□については答えられないのに、○○でわかったことと言われても…何を答えればいいかわからないんですけど」

と相談に来られるのです。何をそんなに悩むことがあるのか。さて、どうすればそこで思考が止まらず、発想を転換してもらえるのやら。

そういう相談されると、毎度のように

「何がわからないの?」

と訊きます。決まってその答えは

「いや、さっぱりわからないんです」

と返って来ます。そんな馬鹿な、と今度は

「逆を言えば、今は何がわかっているの?」

とわかっていることを挙げさせれば、○○からわかってることを挙げ始めます。もちろん、たいしたことがわからないから△△が欲しいので、それほど数は出てきませんが、

「それがわかってるんでしょ? ならそれでいいんじゃないの?」

と誘導すると、「あぁそっか」になるわけです。いやいや、そんなやり取りをいったい何度してるのだろう。

「わからない」と思ったら、逆に「わかること」を整理し直すクセを付けるように…あらためてはっきりと「そうしなさい」と言われないと頭には残らないものなのでしょうか。

ところで…まったく話の舞台は変わりますが、我が家の親父様の思考の止まりっぷりも凄かったですね。先日果てしなく驚きました。新調した液晶ディスプレイが届いた(通販なので宅配便で届きました)日のことです。

私が仕事に行っている間に届いたので、親父様が受け取りに出たらしいのですが、何と「重くて持ち運べないからそのまま外に置いてきた」のです。母も家に居ることは居ましたが、それに気付いたのはそれから1時間以上も経ってからのことだそうです。

あんな外箱からして大きいものなので、宅配業者の人にそのまま運んでもらえばいいだけなんですが、何を思って放置したのか。精密機器の表記もドでかく書いてあるものを家の外に放置とは、想像の斜め上をきりもみ飛行して墜落しています。

発送連絡後の追跡で集荷支店から動いていなかったこともあり、その日に荷物が届くとも思わず、私も何も言わなかったのですが、それが悪かった…のでしょうか??

いやしかし、ビックリしました。盗難されたり雨(天気はよくなかった)に降られたりしなくて、運がよかったと思いました。

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