さて、すでにゴールデンウィークも終わってしばらく経ちますが、ゴールデンウィーク中にやってたことをメモ。
Windows10をvirt-installする
サクッと動くのかと思いきや、Window10のisoで起動すると、窓の絵が出た状態でハングアップする。窓一枚しかないのでWindowsどころかWindowです。
Virtioを有効にする
ひとまず、ディスクはVirtioで使えるようにしておきます。IDEのインストール先ディスクとVirtioの小さいディスクを用意しておいてWindows10インストール後にドライバを入れ替えている人も居ますが、面倒臭いのでインストール中にドライバディスクからドライバをインストールすることにします。
- インストール先HDDはVirtioにしておく
- CD-ROMを2台用意して、1台めにWindows10のisoをマウントする
- 2台めにVIrtioドライバのisoをマウントする (使ったのはStableのvirtio-win.iso)
インストール中にドライバを読めば勝ち…なんだけど、その肝心のインストーラがきちんと動いてくれないので、設定をいじくります。
lahf_lmをrequireする
何、KVMだとWindows10動かないの?と思いながら、同じハマり方をしている人を探します。
こちらの方とかの情報を見つつ、VMの設定を変更します。私はvirt-managerでVM作っていたので、後からvirshコマンドでXMLに直書きしました。
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# virsh edit ドメイン名 <cpu ....> <model ..../> <feature policy='require' name='lahf_lm'/> </cpu> |
で、起動することでようやくWindows10のインストール処理が開始されます。
ドライバディスクからVirtioドライバを読み込む
HDDをVirtioにしているので、Windows10のインストーラからはHDDが見えません。
で、事前に用意しておいたVirtioドライバを読み込むことにします。
virtio¥win8.1¥amd64¥viostor.inf (Virtio Block driver) を選択すると、ようやくHDDが出てきます。
新規(E)をクリックしてサイズ確保、ここからはもう普通のインストール作業と変わりません。後はインストールが完了するまで待ちましょう。HDDの容量さえ間違えていなければ、ちゃんとインストールできるはず。
インストールが完了して起動したら、今度はVirtio Network driverとVirtio Memory Balloon driverもインストールしておきます。
infファイルを右クリックしてインストール、後はWindowsを再起動しておきましょう。心配な人はデバイスマネージャでVirtioドライバが組み込まれているか確認してください。